ご相談内容
当相談室では、様々な心の悩み、心理的な問題についてご相談いただけます。
例えば…
- 心身の状態について(ストレス、抑うつ、不安、強迫症、睡眠、拒食や過食など)
- トラウマについて(フラッシュバック、過去のいやな出来事、解離症、PTSD、複雑性PTSDなど)
- 対人関係について(親子関係、夫婦関係、恋愛・友人関係、職場や学校など)
- 性同一性や性に関する悩みなど
- 発達障害(自閉症スペクトラム、神経発達症)について
発達障害(自閉症スペクトラム)とは…
発達障害的な要素は、実はすべての人が多かれ少なかれ備えていると捉えることができます。主に先天性の脳機能障害が原因となり、精神面、運動面の発達に問題があり、日常生活に支障をきたしていたり、社会適応に向け支援が必要な場合に、「発達障害」があるといわれます。しかし、症状はさまざまであり人によって異なります。一般的に、コミュニケーション・対人関係・社会性・行動のパターンに偏りや困難を抱えている傾向があります。また、二次障害といって、上記の特性を持つがゆえ、周囲からの誤解や不適切な対応による、自信の喪失、不登校、ひきこもり、うつ状態などを抱えていることがあります。このような二次障害をはじめさまざまな生きづらさに対して、周囲の対応や環境の調整、理解者の存在が非常に大切となります。
当相談室における発達障害に関する相談は 、下記のような方を対象としております。
- お子様が発達障害(自閉症スペクトラム)ではないかと感じておられる方
ペアレントトレーニングを中心に、発達検査結果をお持ちいただければ、具体的な関わり方などを相談していきます。 - 発達障害(自閉症スペクトラム)の傾向が見られる小学生以上の方で、言語的なやり取りが可能な方
相談者の認知に合わせた心理療法を行います。客観的な場面の理解を促したい場合は認知行動療法を取り入れたり、いじめなどの二次障害が見られた場合はEMDRを取り入れたりします。EMDRは発達障害(自閉症スペクトラム)の傾向がある児童期のお子様にとって有効性が高いと感じています。 - 発達障害(自閉症スぺクトラム)の傾向がある方で、就労または対人関係に関して困難を抱えている方
相談者が何に困っているかを理解した上で、相談方針を決めていきます。
なお、発達障害(自閉症スペクトラム)の診断、お子様に対する療育指導などは行っておりません。ご希望の場合、または必要と判断した場合、関係機関のご案内をさせていただきます。