プロフィール

カウンセラー 長谷川恭子

 

学歴 大阪大学大学院 連合小児発達学研究科後期博士課程 修了(小児発達学博士)
資格 臨床心理士公認心理師・EMDR学会認定臨床家JFPSP認定精神分析的心理療法家
訓練歴

◇個人分析:2015年9月~2019年6月まで米国NY州精神分析家より週1回の個人分析を受ける

◇スーパーヴィジョン:2010年8月~2012年3月までカールロジャース派スーパーバイザーより週1回のSVを受ける。2016年4月から2年間、日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザーより週1回のSVを受ける。2017年11月~2019年12月まで日本EMDR学会コンサルタントよりSVを受ける。2018年4月から1年間、日本精神分析学会認定心理療法士スーパーバイザーより週1回のSVを受ける。

◇系統講義:2016年より3年間日本精神分析的自己心理学協会の訓練を受ける。2017年より3年間大阪精神分析セミナー系統講義参加。2019年よりホログラフィートーク全課程修了など。

職歴 高槻市教育センター、大阪府・大阪市スクールカウンセラー、平安女学院大学・大和大学・明治東洋医学院専門学校非常勤講師、大阪経済大学進路支援センター、平安女学院大学学生相談室など
現職 クリニック勤務
所属学会等 日本心理臨床学会大阪府臨床心理士会日本認知療法学会日本EMDR学会日本発達障害支援システム学会日本精神分析学会日本精神分析的自己心理学研究会
当相談室について 
 大阪大学大学院連合小児発達学研究科、同大学付属病院発達外来などで、自閉スペクトラム症や注意欠如多動症等の発達障がいについて、臨床医学に加え画像・疫学や生命科学を加えた医科学、社会心理学・教育支援学を背景に、発達障がいの特性をもつお子さまや成人、そのご家族の認知機能の研究をしてきました。
 その後、療育園や市役所の発達相談をはじめ、小中学校のスクールカウンセラー、大学の就職課や学生相談室、地域のメンタルクリニックにおいて、「人が生きる」さまざまなライフステージの場面で援助支援をしてきました。その中で感じたことは、それぞれのライフステージにおける自己理解や自己受容、周囲の支援や環境調整が、その人が自分らしく生きる上で大切になることです。
 自分がいつも同じところでつまずくように感じたり、自分にとって何か大きな出来事が起こったりした時、その人の心は一生懸命その出来事に対処しようとします。一人で考え続けていると、他のことが考えられなくなったり、もしくは、頑張りすぎて心が疲れてしまったりすることもあります。そうしたことを繰り返してしまい、気分が沈んだり不安になってしまうとき、一緒にその問題を考えてくれる人が必要な場合があります。
 当相談室では、来室される方と一緒に、ご自身の内面や行動パターンを探求することで、そうした行き詰まりかから抜け出す方法や自分らしさを見つけることができると考えています。