「精神分析的セラピストになる ことと精神分析コミュニティ Ⅱ」で発表しました

「カウンセラー」や「臨床心理士」など、日本には色々な名称がありどういう人に相談すればよいのか分からない時があると思います。相談しやすそうな人や相性が合うことを優先するかもしれません。また、自分の気持ちを否定せずにしっかりと聴いて欲しい、もしくは逆にアドバイスが欲しいということもあると思います。クライアントさんのそうした要望をしっかり受け止め、その方のパーソナリテイや成育歴などをアセスメントしながらお話しを伺うためには、研修や訓練が心理士にとっては必要になります。「臨床心理士」は資格習得後も、心理臨床能力の維持発展のために、研修や研究が義務づけられています。「精神分析的心理療法士=精神分析的セラピスト」は更に、集中的なトレーニング(理論学習、200時間以上の個人心理療法、150時間以上のスーパービジョンなど)が必要となります。先日、その訓練体験を同じ専門家が集まるフォーラムで共有させて頂きました。